アジングに適した時期はあるのでしょうか?最近は年がら年中釣れるようになってきた大阪湾ですが、一応シーズンというものは存在しまして、春から初冬あたりまでがアジングのシーズンになります。
大阪湾だとゴールデンウィークのあたりから12月半ばくらいまでですかねー。
真冬から桜が咲く頃は、泉南の少しでも暖かいところとか、和歌山に行くと釣れるイメージです。南紀とかは真冬でも釣れますよ!水温がキーかもしれませんね。
とはいえ、これもアジって全国津々浦々、時期が違いますので一言で「この季節がアジングのトップシーズン!」とも言えなくなってまして。実際、大阪湾では2019年、ほぼ年中釣れました。
元々温排水まわりでは真冬にも釣れたりしていたんですが、普通の湾奥なんかで釣れてしまったんですね。
仲間といよいよおかしくなってきたなぁ、なんて話をしたものです。
また、同じ場所でも毎年毎年回遊パターンも違うんですね。水温も違えば海流も違うし、アジ同士が「毎年あそこに集まろう!」と声がけし合っているわけではないので、毎年毎年探していくしかないんですね。
話がずれたので戻しますが、アジの周年行動を考えると時期というのも見えてくるかもしれません。
アジの産卵時期は春から初夏にかけてです。もちろん、産卵前に荒食いもしますのでその時期ならイージーなアジングを体験できるかもしれません。
産卵が終わればしばらくはホケー(*´ω`*)っとしてますので、積極的な捕食活動はしなくなります。体力の回復が必要なんですね。
そして夏が来れば豆アジの季節。これがまたなかなかフッキングしなくて面白いんです。もちろん、豆アジ用の小さめのジグヘッドを使い、小さめなワームを使い、吸い込みやすくしてやるなどの工夫が必要です。
トップシーズンはもちろん秋です。釣りものが多いので、何の釣りをするか迷ってしまいますが、是非アジングも候補の一つに入れてやってください。比較的回遊も安定し、熱い水温から解放されたアジが積極的にルアーを追いかけてくれます。
やはり上達するにはアタリの数が多いのが一番ですから、初心者としては秋にアジングをするのが良い、ということになりますね。
もちろん、イージーに釣れる時期ばかりだと上達はしないでしょうから、アタリを取ったりフッキングを覚えたり、ということが一通りできるようになってくれば、難しい時期(春や真夏、真冬など)にやるのもオツなもの。よく「アジング修行」なんて言われ方もしますが、まさに修行するが如くアジに挑んでみてください。
もちろん、常にアンテナを張っておけば「サビキで釣れている」とか「アジンガー増えている」とかわかったりしますので、季節外れでも爆釣情報があれば、それを見て魚がいるところに行く、と言うのもアリですね。
まとめとしては、ベストシーズンは秋です。春、夏は魚はいるが難しいという結論です。
ちなみに去年の自分自身の記録を見てみると、
5月9日
5月26日
5月31日
6月5日
6月17日
と、春に良い群れが入ってきてくれて、産卵前のなかなか楽しい釣りを堪能できました。
秋は、一番良い時合のタイミングはタチウオ釣りしていることもあり、アジは控えめ(*^ω^*)
タチウオも楽しいんですけどね。今年はアジ多めでやろうかな、とは思っています。もちろん、タチウオもまだまだ修行の身ではあるんですがね・・・。
というわけで、入門者は、まさにこれからの季節、「秋」がベストシーズンですので、これからアジングを始めたい、という方は、そろそろ道具を用意して、フィールドへ出かける用意をしましょうね。割とあちらこちらで釣れてくれますので、イージーにアジングを始めることができますよ!
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